飲料用自動販売機の省エネ支援

売上はそのままで10~40%の省エネを実現

飲料用自動販売機の機器単体での省エネは進んでいますが、その運用面については十分に検討されていません。売上に応じた最適な容量・台数の自販機を自動的に算出することが可能な最適配置・運用評価ツールを用いて、その省エネ効果の実証事業を展開しました。

  • 平成18年度NEDO民生部門等地球温暖化対策実証モデル評価事業
    「飲料用自動販売機の最適運用による省エネルギー化支援FS事業」
  • 平成19年度NEDO民生部門等地球温暖化対策実証モデル評価事業
    「飲料用自動販売機の最適運用による省エネルギー化支援モデル事業」

プロジェクトの概要

実証のフィールドは、北海道、北信越、関東、関西、沖縄とし、地域内に分散されている飲料用自販機や一つの建物の中に集中的に敷設されている飲料用自販機など、多様な利用形態の飲料用自販機を対象とすることで実施しました。

実施内容

最適配置運用評価ツールに基づく評価結果を基に、省エネ効果が見込まれる自販機を全国のロケーションから約100台抽出し、簡易計測システムによるモニタリングを行いました。その後、省エネ対策の実施の前後の消費電力を比較し、その効果を検証しました。

成果

  • ・「既存機能を活用した省エネ設定」を徹底するだけでも約15%の省エネ効果を確認しました。
  • ・売上に合わせて自販機の置換えまで行った長野県の道の駅では、最小でも5%、最大で45%の削減効果があることを確認するとともに、容量を小さくしても売上には影響しないことを確認しました。
  • ・その後、大学キャンパスや大手企業の本社事業所で行った実証試験でも40%を超える削減効果を検証しています。

「最適配置・運用評価」とは?

自販機の主要パラメータや外気温等の設置環境に関する情報を入力するだけで、その自販機の消費電力量を予測することができ、省エネ設定や売上に応じた容量・台数の適正化を行うことによる省エネ効果を自動的に算出できるツールです(特許公開)。

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